社外メンターの探し方を考えてみる

こんにちは。助田です。

社外メンターは、企業外部の経験豊富な専門家が社員のキャリア形成やスキル向上をサポートする制度であり、近年その重要性が高まっているっぽいです。今回は社外メンター探し方を解説ということで、有用性をエビデンス交えて解説しつつ、国内で利用可能な社外メンターサービスもいくつか取り上げてみます。​

社外メンターの有用性を考えてみる

社外メンターは、社内の人間関係や組織文化から独立した立場でアドバイスを提供できるため、一般的に以下のようなメリットがあります。​

  • 客観的な視点の提供:​社外メンターは組織の内部事情に左右されず、中立的な立場から助言を行います。これにより、社員は偏りのないフィードバックを受けることができます。​
  • 多様な経験からの学び:​異なる業界や分野での経験を持つ社外メンターとの交流を通じて、新たな視点や知識を得ることができます。​

これらメリットは、特に女性社員のキャリア形成において顕著です。​女性活躍推進の観点から、社外メンター制度が効果的であることが指摘されています。​例えば、株式会社Mentor Forの調査では、女性社員の多くが社外メンターを通じて自己成長やキャリア形成に役立てていることが報告されています。 ​

客観性は社内にいるとどうしても持ちにくい視点になりますし、経験も社内メンバーだと限りがあるので、適宜社外の知見や経験を借りられるという点で社外メンターは有用に活用できそうです。

国内の社外メンターサービスを見てみる

ちなみに日本国内では、以下のような社外メンターサービスが提供されているようです。

1. メンターズ(株式会社フルート)

「メンターズ」は、プロのメンターが1対1で対話を行い、社員の成長や課題解決をサポートするサービスです。​管理職向けの対話リスキリングプログラムも提供しており、対話スキルの向上を目指す企業に適しています。

2. Mentor For(株式会社Mentor For)

「Mentor For」は、特に女性社員のキャリア形成を支援する社外メンターサービスを提供しています。​女性特有の悩みやキャリア課題に対して、経験豊富な女性メンターがアドバイスを行い、女性活躍推進をサポートします。

3. Good Team(株式会社Hitoiro)

「Good Team」は、管理職向けの社外メンターサービスでは、豊富な経験を持つメンターが、3ヶ月間にわたりコーチングとティーチングを組み合わせたプログラムを提供し、リーダーシップスキルの向上をサポートします。

4.BizMentor(一般社団法人 日本リレーショナルリーダーシップ協会)

「BizMentor」は、​管理職や経営者としての豊富な経験とコーチング資格を持つ社外メンターが、コーチングを基盤とした対話を通じて支援するサービスです。

5.人援隊(株式会社人援隊)

「人援隊」は、習慣化や自分軸へのアプローチ、気軽な相談窓口などをコンセプトに、メンターや研修講師が最適なサポートを実施。

その他、メンター制度導入支援(厚生労働省)

厚生労働省では、メンター制度の導入や運用に関するマニュアルを公開しており、企業が社外メンター制度を効果的に導入するためのガイドラインを提供しています。

MENTOR+では、Web・ITの専門性、セカンドオピニオン、第三者視点を強調しています。性別や経験など属性やメンティの課題により、相談しやすいメンターを見つけることが重要ですね。

社外メンター導入時の留意点を挙げてみる

社外メンター制度を導入する際には、以下の点に留意することが重要です。​

  • 目的の明確化:​社外メンター制度を導入する目的を明確にし、期待する効果や成果を定義します。​
  • メンター選定:​メンターは、豊富な経験や専門知識を持ち、守秘義務を遵守できる人物を選定することが重要です。
  • 研修とサポート:​メンターとメンティ( mentee)双方への研修やサポート体制を整備し、効果的なメンタリングが行われるようにします。​

これらのポイントを押さえることで、社外メンター制度を効果的に活用し、社員の成長や組織の発展に寄与することができます。

MENTOR+では、目的を多目的においてますが、月2回×60分のオンライン、Slackサポートという枠はWeb・IT系ベンチャー企業の従業員の行動特性をズバリ捉えた設計になっています。

今回ご紹介した「社外メンターの探し方」を参考にぜひMENTOR+を有効活用してください!