「ディレクションは脳筋を鍛えるべし」というテーマのワークショップの解説

こんにちは。助田です。

今日は2023年2月に収録を行いました、「ディレクションは脳筋を鍛えるべし」というテーマのワークショップ【ディレクションワークアウト/クライアントワーク編】という動画をYouTubeに公開しました。

決してユーザーファーストではない約55分という長尺な動画ではありますが、Wantedly!風に少々解説を交えつつ、今後の展開として企業のディレクション力向上にちょっとでもお役立ていただければと思います。

(ちなみに最初はTwitterでぽろっとつぶやいてとがえりんに拾ってもらったのが実施のきっかけ。)

なにをやっているのか

今回は以下のアウトラインでオンラインでのワークショップを実施しました。

という形でかんたんにアウトラインを抜粋するとこんな感じ。

オリエンからフィードバックまで

「教わる・調べる」だけではなく、「課題に向き合い複数の脳で考える。まとめる。プレゼンする。」というディレクションに最も重要な脳筋をフル活用するところから、オリエン担当からのフィードバックを得る一連の流れを1dayで鍛えてみるチーム別の合同ワークアウト。

ディレ協のイベントの基礎となっているワークショップ形式をベースにディレクションのアプローチを用いて、ケースとしてオリエンされた課題に対しての解決策案を提案するという流れになっております。

・形式は約半日かけてディレクションワークアウトと称するワークショップを実施
・参加者は自分にとってのディレクションとは?の解を持っていそうな方々(2-3名)チーム
・オリエンテーション&フィードバックは手練のディレクター経験者による
・ケース(想定課題)はオリエン担当から生々しい企業課題を発表
・段取りはオリエン、議論、プレゼン、フィードバックまでのガチンコグループディスカッション
・主催は一般社団法人ディレクションサポート協会、共催は一般社団法人日本ディレクション協会

なぜやるのか

ディレクションワークアウトを実施するに至った経緯として、かんたんに言語化したものがこちらになります。

ディレクションは脳筋💪を鍛えるべし

ディレクターとして「小難しく」もあり「正解のない」課題ケースを基に、現役ディレクター中心のチームによる解決策という仮説をロジックと共にプレゼン。隣のディレクター脳内に触れて全吸収できる「気づき」をオンラインで体感。

脳筋💪って一般的には、「思考が単純でとりま行動する者」的な意味合いで使われているかと思いますが、「思考に筋力をつけるために鍛えてみようYO」という解釈に近い文脈で使ってみました。

思えば長いこと講義という形で情報をインストールする側のお仕事もさせていただいておりますが、キャリア然り業務然りでなんらかのアクションを引き起こす際に、「受身形」である情報のインストールだけでは限界が見えているな、ってずっと思ってました。

講師として講義の参加者には一定の「気づき」を提供できるかもしれないですが、その後の参加者アクションに繋がるかどうかはまた別で、仮に双方時間を取って一生懸命講義をしたところで、アクションにつながらないとすると、「はて、やる意味あったっけ?」って、残念な結果になってしまいがち。は避けたい。

一方、ディレ協の活動に参加していた、または運営していたメンバーたちを見ると、世の中的にキーマンのポジションで活躍し始めている人が多い印象で、もちろんそれだけはないにしろ、「主体型」のワークショップに詰まった要素をちょっとでも活かしているんじゃないのかね、という仮説を持っていたりします。

ので、その仮説を実証してみたくなったため、今回の形で実施し始めることを思い立った次第でございます。

どうやっているのか

今回はこんなラインナップで実施しました。(改めて関係各位にHIPHOPバリに最大限の感謝です。)

参加チームに関しては基本的に「あなたにとってのディレクションとは?に対して、自分なりの解を持っていそうな方々」にお声がけをして、チームそれぞれの強み、キャラが異なりそうなバランスに調整しています。

😳 参加チーム

チームジュニ
「アソビゴコロとテクノロジー」というコンセプトにて3D、xDを得意分野とするクリエイティブカンパニー株式会社Junniのディレクションチームから若手選抜メンバーが参戦します!
PR»ARTWORKS Virtual Gallery

チームニュー
主にシステム開発のディレクションを得意とし、「独自のディレクションメソッド」を信念として持つ代表・牧野 靖正率いる株式会社ニューよりディレクターチームで参戦!
PR»株式会社ニュー公式

チームギルド
株式会社ShareDanが運営する「Webクリエイターズギルド」というコミュニティ型の人材育成プラットフォームより「ディレクソン優勝経験者」山本真也率いる選抜メンバーが参戦!
PR»WEBクリエイターズギルド

チームぶっ飛ばすぞ
ポッドキャスト「なかいとがーがのぶっ飛ばすラジオ | stand.fm」でもおなじみのなかい&がーがの名コンビが「レペゼンWebディレクション」として超攻撃的に電撃参戦決定!
PR»なかいとがーがのぶっ飛ばすラジオ | stand.fm

😮 運営スタッフ

オリエン(ケース設計)&フィードバック
※残念ながら本人希望で動画内でもこちらでも情報がいっさいお出しできまへんが、経験ある手練のディレクター職とだけお伝えしておきます。

ファシリテーション
十返 文子(AYAKO TOGAERI)
@togaeri

米国PMI®認定PMP® (PMP: Project
Management Professional)
情報システム学修士(専門職)  (Master of Technology in Information Systems)

大学在学中から携帯電話向けコンテンツ開発に携わり、卒業後も大手クライアントや公共系案件などでのWebディレクションやPMを経験。Web制作会社でWebディレクターとして様々なプロジェクトに携わり、PMOとしての知識・経験・技術を得る。その過程でプロジェクトマネジメントに出会い、PMP資格を取得。PMI日本支部の事務局に従事し、Webサイトの運用やコミュニティ活動の支援を担当。2010年度から2013年度まで、文部科学省指定校(神奈川総合産業高等学校)にて、日本の高校では初めてとなるプロジェクトマネジメントの通年授業をTAとして支援していた。現在も様々な教育機関のPM教育を積極的に推進している。

Zoomオペレーション
@hongo1995

動画編集
@uno_design_info

共催
一般社団法人日本ディレクション協会

こんなことやります

今回、見事に形になった「ディレクションワークアウト」ですが、僕の脳内=現状の全体像としてはこんな感じ。

ディレクターに限らず課題に対してディレクションのアプローチを活用しつつ、チームで解決策へと向き合うことは企業の事業推進にとって非常に重要と捉えております我々のため、多方発展性あるように設計しておりますが、今後は人系の課題を解消したい企業のみなさまと一緒にこんな横展開して成果・実績を積み上げていくことを望んでいます。

・既存メンバー向けのベースアップ施策
・新入社員向けのオンボーディング用施策
・採用候補者を巻き込んだ採用PR施策

この辺はまた詳しくやっていきたいと思います。おす。

最後にChatGPTにこの記事の感想を聞いてみた。

お、おす。